


当院では1987年にITIストローマンインプラントによる部分欠損への応用、
また1989年にブローネマルクインプラント用いた無歯顎インプラント治療
(歯がすべてなくなった人へのインプラント治療)を開始しました。
現在までに約2000本ほどのインプラント治療をほぼ24年ほど前から行っております。
当時はインプラント治療といってもまだ一般的ではなく、「そんな治療聞いたことがない」とおっしゃる患者様が多く、
インプラント治療をお受けになる方は少なかったです。
最近では「私の場合はどんな治療がいいのですか?入れ歯かインプラントかどっちがいいんですか?」と
ご相談にいらっしゃる患者様が増えています。
昨今、人体の再生医療の進歩には目を見張るものがあります。
それに伴い骨の再生の研究が進み、インプラント治療も進化しつづけております。
1980年代以後、現在に至るまで世界中でいろいろなインプラントが開発されております。
その中から当院では現在ブローネマルクインプラント、ライフコアーインプラント、
スプラインインプラント、GCインプラントなどのインプラントを使用しております。
インプラント治療にはいろいろなご意見があります。
歯がなくなった方、すべての患者様においてインプラント治療が一番良いというわけではありません。
正しい診査診断により決定すべきです。しかし、インプラント治療が歯科医学的に良いとか悪いとかと言う議論をする時代ではなくなりました。
インプラント治療は歯の欠損修復治療として確立されたと言えるでしょう。
私は歯科医師として患者様にいろいろな治療の選択肢をご提供できるように常に努力をしていきたいと考えており、
インプラント治療はその選択肢の一つだと思います。
当院ではより正確に、安全にインプラント手術が行えるようにCTスキャンを応用した診断法を1996年から始めました。
CTスキャンは通常は大きな医科の病院にしか設置されていません。
以前はそういった病院に患者様に行ってもらい撮影をしておりました。
しかし現在では歯科用のCTスキャンが開発され、当院にも2008年4月にプレヴィスタと言うコーンビームCTが設置されました。
これによりインプラントのCT撮影、手術シュミレーション検査がいつでもできるようになりました。
難症例を除き、撮影後少しお待ちいただければインプラント治療が可能かどうかご説明できます。
患者様もこのCT画像をご覧になると、インプラント治療がどのようなものか良くわかると思います。インプラント治療に関心のある方はお気軽にご相談ください。


当院は次のインプラントシステムに対応しております。
- ブローネマルクインプラント
- ITIインプラント
- GCインプラント
当院院長 李一孝は、歯科医師を対象としたGCインプラントセミナー公認インストラクターです。
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インプラント治療に必要な診査と診断を行い、治療計画を立てます。


- インプラントを埋入する部分の歯肉を開いて顎の骨にインプラントを埋入します。
- 開いた歯肉を閉じ、縫い合わせます。
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一次手術が完了しました。
この後、下顎で3ヶ月、上顎で6ヶ月程度の期間をおき、骨とインプラントがしっかりと結合するまで待ちます。
(期間は個人差があり、骨の質によっても異なります。)
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この間、必要に応じて仮の歯を入れますので日常生活には差し支えありません。


- 歯肉を開いてインプラントに支台部(歯を直接支える部分)を接続します。
- 3週間から1ヶ月において歯肉の治癒を待ちます。
- この間、必要に応じて仮の歯を入れますので日常生活には差し支えありません。


- 歯を製作するために型をとり、その型に従って人工の歯を製作します。
- 人工の歯を支台部に装着して、完成です。


- インプラントの形をよく理解した上で確実なブラッシングを行い、歯垢や歯石の沈着を予防します。
- 3ヶ月から半年に一度は定期的に検診を受け、インプラントの状態を見てもらいます。


食べ物がおいしく食べられない、発音・発声に不便を感じる、入れ歯を使用すると異物感や痛みを感じる、どうしても入れ歯を入れたくないなどという方におすすめします。
年齢的には顎の骨が完成する20歳前後から、健康な方なら基本的にはどなたでも可能です。
ただし、妊娠中の方、全身疾患のある方などは制限される場合がありますので、担当医にご相談下さい。

手術は局部麻酔をして行いますので、痛みに関してあまり心配はありません。

入院の心配はほとんどありません。通院で治療が可能です。

4ヶ月から6ヶ月程度です。個人差がありますので詳しくは担当医にご相談ください。

つねに口の中の衛生状態を良好に保ってください。定期的に検診を受け、担当医や衛生士の指導に良く従っていただくことも大切です。

患者さんの口の中の衛生状態に大きく関係してきます。
口の中の衛生状態が良ければいくらでも長持ちしますし、逆に手入れが悪いと寿命が短くなる場合もあります。

現在は保険治療の適用になっていません。
入れるインプラントの本数などによっても異なりますので、詳しくは担当医にお聞きください。
■診療時間
- 9:00〜13:00、14:30〜18:30

- 不定休のため初診の方はお問合せください

エル歯科医院
埼玉県熊谷市弥生1-19
Tel.048-521-0001
Fax.048-521-0002
熊谷市だけでなく、深谷市・行田市・鴻巣市・東松山市・大泉町・太田市・館林市・大里郡・児玉郡などからもインプラント治療のために多数来院されております。
